オゾン水はウイルスなどの不活化を促進しますから、感染症予防にも効果が期待できます。
オゾン水の活用方法として、まず手洗い用として、雑菌を除菌します。
外で遊びが好きな子どもをはじめ、幼稚園、保育園、学校、飲食店、スーパーなどの食品小売店、病院、治療院、介護施設、それからペットショップなど清潔な環境を必要とする施設などでもオゾン水は利用されています。
また、さまざまな雑菌に対して有効に作用し、魚や肉、あるいは香辛料の臭いを脱臭します。
さらに、ボウルなどに入れてしばらく漬け置きますと、より漂白効果が得られるようになります。
野菜を直接、もしくはボウルなどに入れ流水でしばらく洗います。除菌効果やエチレンガスの分解によって、通常の水道水の洗浄と比較して保存時の鮮度が違ってきます。
鶏卵の洗浄・除菌、牛舎や豚舎の床洗浄、脱臭および除菌をしています。他に、動物臭やし尿臭の緩和に使用しています。
オゾン脱臭後3日目までに、硫化メチル、二硫化メチルの濃度が検出限界以下にまで低下して、官能検査におきましてもオゾン脱臭による低下が確認されています。
伝染病予防、あるいは臭気除去に有効とされています。
従来、オゾンガスを水に溶解させる技術は、エジェクター方式やミキシングポンプ方式のいずれでも、オゾンガス量が一定でしたら、つまり水量と水温が一定の時だけオゾン水濃度は保持されますが、このような状況は皆無で、使用水量や水温が時間と共に変動するのが通常です。
つまり、使用水量が少ないときは高濃度オゾン水、また使用水量が多いときは低濃度オゾン水となって、充分な衛生管理が期待できない状態でした。
オゾン水によって、ノミ、ダニ、雑菌などを殺菌して抗菌効果で雑菌の繁殖も抑えることができます。
ちなみに、殺菌力は次亜塩素酸ナトリウムの2倍と言われています。オゾン水によって皮膚病の予防や改善がみられ、毛穴や肛門の殺菌および防臭に効果があります。