オゾン水の主原料は水と空気ですが、何の添加物も使用しておらず、オゾン自体が非常に不安定な物質であることから残留性がありません。
この記事に書いてあること
以上のことから、オゾン水は生物物質を受けやすく、無害であり、肌に優しく、安全性は非常に高い、そして殺菌、脱臭、および漂白水となります。
したがって、赤ちゃんから高齢者まで、殺菌・消毒したい食品からおもちゃ、手洗いにいたるまで、何にでも安心して使用できる殺菌水なのです。
オゾン水は安全性も高いですから、老人ホーム、給食センター、病院、プール、銭湯、養殖場、あるいはスーパーの生鮮部門などで幅広く使用されています。
さらに、オゾン水で殺菌された食品は鮮度保持日数が延びるという二次的な作用があります。 生鮮食物は成熟と腐敗の進行によって鮮度が低下しますが、オゾンは生鮮食物から発生する成熟の原因であるエチレンガスを分解して、さらに腐敗菌を殺菌しますから鮮度を長く保てるわけです。
オゾン水を使用することによって排水溝のヌメリも除去されます。
オゾン水は、医療福祉分野で次のように活用されています。
何よりも衛生が基本のこの業界において、除菌、あるいは脱臭に関して大きな役割を果たしています。 歯科クリニックや、医院でも利用されています。
このオゾン水装置はフッ素樹脂溶解膜、クリーンで高濃度オゾナイザ、そしてノンパーティクルポンプを組み合わせることによって、次世代ウェットプロセス対応のクリーンオゾン水を連続供給できる装置です。
その特徴は、極めてクリーンな気泡のないオゾン水です。オゾンガス発生源には独自のクリーンオゾナイザ、溶解方法にはフッ素樹脂溶解膜による拡散溶解の採用によって、極めてクリーンで気泡のないオゾン水ができます。
業務用としてすでに広く普及しているオゾン水ですが、一般家庭での利用にも幅広いメリットが得られます。
最も有効とされるのは、まだ免疫力が弱い乳幼児のいるご家庭、あるいは衛生管理の難しい寝たきりの高齢者のいるご家庭です。
育児に使う哺乳瓶などは、十分な消毒が必要とされるものですが、それを意識するあまりに強すぎる薬剤を使用して逆に化学物質アレルギーに陥ってしまうことも少なくありません。
極微量の残留物であっても、体力の低い乳幼児には大きな負担となり、アレルギー体質になる危険性をともなうのです。
これは、病気を持つ高齢者にも同じことが言えます。
とくに生活習慣病を患った高齢者は、肝機能・腎機能が低下し、著しく毒素の排出能力が低下しています。
そこへ雑菌やウイルス、あるいは、先ほど解説した洗剤や消毒剤の化学薬品の残留物が人体に侵入すると、大きな健康被害に繋がり病状をも悪化させてしまう危険性があります。
また最近は空前のペットブームでもあり、昔とは違い室内でペットを飼われているご家庭も増えています。
犬猫は室内で糞便をすることと、特殊な菌・ウイルスを保有していることで、かなり衛生状態が低下し、乳幼児や病床につく高齢者に健康被害を及ぼすことが心配されます。
これらの問題もオゾン水を利用することで、かなりのレベルまで解決することができるのです。
オゾン水は、風呂場や洗濯槽のカビの発生を抑える効果もあります。
とくに旧式の浴槽や洗濯機をお使いの方は、カビによるアレルギー源の増殖の危険があります。
風呂や洗濯槽のカビ取りは非常に困難で、つい放置してしまいがちになりますが、オゾン水なら短時間の処置で予防することができ常に衛生的な環境を保つことができます。
無色でほとんどニオイもなく、数十分で真水に戻ってしまうオゾン水ですが、その除菌・防臭能力は非常に高いものをもちます。
一般家庭でオゾン水を導入すると、これまであきらめていた場所の消毒もかんたんに行え、高いレベルの衛生状態を実現することができます。