オゾン水は、水と酸素だけでできていますから薬品と違って残留性がありませんし、食材など口に入るものは当然として、その他の機器などあらゆる物に直接かけて使えます。
この記事に書いてあること
蛇口で使用する場合は、オゾン水と水道水を分岐コックで切り替えて使用するタイプと、集中配管方式により数ヶ所で同時使用できるようにするタイプと、使用量に応じて大きく二つに分けられます。
薬品を使用しない衛生管理に大いに有効となっています。 オゾン水は、酸素分子3つを混ぜ合わせた水です。
効果は、ウィルスやカビを除菌します。臭いを脱臭します。漂白作用があります。有害な窒素化合物を分解します。
これらの効果を薬品を使用しませんから、安全に低コストで行うことが可能です。
水道水に含まれてる有害物質を分解します。オゾン水処理により水道水の発ガン性物質、トリハロメタン(塩素化合物)が除去されます。
浄水場で水道水を作る方法は、急速ろ過方式に凝集剤を投入して汚れを沈殿させ、その後、前塩素処理を行います。このとき塩素と小さなゴミ、有機物、あるいは臭素などが結合してトリハロメタンが発生します。
その後、後処理でさらに塩素が加えられ水道水として送出されるわけです(水道水に塩素を混入するのは伝染病を防ぐために必要です)。オゾン水の特徴は、強力な殺菌力、脱臭力、そして漂白力です。
オゾン水の殺菌力は塩素の7倍と言われています。オゾン水は、空気中の酸素と水だけで構成されています。野菜など食品の洗浄や殺菌からまな板等器具の洗浄に使用できます。 オゾン水は、残留毒性も一切ない、自然にも優しい、安全性も高いものです。
オゾン水を飲み込んだとか、オゾン水が目に入った、あるいは傷口に付いたなどのケースも考えられますが、20ppm以下のオゾン水は安全性が立証されていて、4ppmと20ppmのオゾン水急性・亜急性毒性試験においても何ら問題はないと病院の報告もあります。
最近では食品の殺菌に対して化学薬品を使うことの危険性が問題視され、本来細菌やウイルスから人体を守るための目的がかえって健康を害する結果に陥っています。
そんな衛生管理の矛盾を解決する方法としてオゾン水が注目され、業務用・家庭用ともに急速に普及が進んでいるのです。